合法ハーブと規制について考える
- trust16913
- 2019年3月31日
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合法ハーブの使用による健康被害を未然に防止すると同時に、合法ハーブの使用が起因となる事故や犯罪の発生をも防止する目的で、各自治体は国とは別に独自の活動を行っています。 国としては、厚生労働省が、合法ハーブに含有されている成分が判明し次第、逐次その薬物を薬事法で規制される指定薬物に加えることで、合法ハーブの拡散を防止しています。これに違反すると、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金が課せられることになっているのですが、適用を受けるのは販売業者だけですので、規制としては片手落ちの感があります。 東京都では、それとは別に、平成25年9月から条例によって東京都知事指定薬物を定め、これを使用した人にも罰則を課すようにしています。指定された成分が含まれている合法ハーブを使用した場合や、まだ使用していなくても、これから使用する目的で所持していたような場合には、2年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が課せられることになっています。

インターネット上で合法ハーブの売買が盛んに行われていることが大きな社会問題となっています。合法ハーブには違法性が少ないものの、人体への常習性が高く認められているために、長い期間の使用は身体や精神に大きな負担をかけることが知られています。インターネット上では合法ハーブの使用者による情報交換が行われることもあり、なるべくであればこのようなサイトを閲覧することを控えることが望まれています。合法ハーブは若者の間で爆発的に普及しており、地方都市に住んでいる人にとっても通販サイトを利用することによって簡単に合法ハーブを入手することができます。合法ハーブを利用することによって時として大切な家族や友人たちを失ってしまうことにもなりかねないために、甘い誘惑には気軽に乗らないことを心がけるのが良いとされています。合法ハーブの規制をめぐっては国会内でも法整備を含めた対策の強化についての議論が行われています。
合法ハーブについて色々な事件が多発しています。その事例としまして、意識障害やけいれん、嘔吐などが挙げられます。これらはほんの一部で緊急搬送されたり、死亡するケースがあります。さらに軽い気持ちで使用したがために車を運転中に事故をする事件も全国で多発しており社会的に大きな問題となっております。合法ハーブは、インターネットや繁華街で購入する事ができ老若男女問わず入手する事ができます。しかし、合法ハーブと偽って販売している業者が多くあるので、注意が必要です。その偽った物には、規制薬物と似た作用を持つ化学物質が含まれており規制が難しいのが現状です。販売業者は合法ハーブ・合法アロマなど合法とゆう言葉を使い販売されていますが、覚醒剤や大麻などと同じ物質が含まれており、合法ハーブと言われている、まさに違法ドラッグです。脳や体にさまざまな悪影響を及ぼし、また身体にどんな悪影響を及ぼすのか全く分かっていないので、とても危険な薬物をいえます。
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